夢時空/幻想郷/怪綺談のインストール
前のページで以下のファイルが準備できていることを確認してください。
・anex86.exe(エミュレータ)
・FD98_HD_250M.hdi(ハードディスクイメージ)
・editd169(ディスクイメージの書き換えソフト)
┣editdisk.cnt
┣editdisk.exe
┣editdisk.hlp
┣editdisk.ini
┣readme.txt
┗types.ini
・yume_ts2.exe(夢時空の体験版)
・gen_ts1.exe(幻想郷の体験版)
・kai_ts1.exe(怪綺談の体験版)
封魔録の体験版との違い
封魔録の体験版は別で解凍ソフトを用意しますが、夢時空/幻想郷/怪綺談は自己解凍なので楽にインストールできます。
Windowsでの作業
デスクトップ画面で三つのフォルダーを新規作成して、それぞれの名前で夢時空はTH3(ティーエイチスリー)、幻想郷はTH4(ティーエイチフォー)、怪綺談はTH5(ティーエイチファイブ)と半角英数で入力します。
そしてTH3フォルダーにyume_ts2.exe、TH4はgen_ts1.exe、TH5はkai_ts1.exeとファイルを入れます。
次にDiskExplorerでFD98_HD_250M.hdiを開き、上記で作ったTH3/TH4/TH5フォルダーを書き込むのでeditdisk.exeを起動します。
ファイルを開くウィンドウが表示されるので、FD98_HD_250M.hdiを開きます。
このディスクを開くウィンドウが表示されて、Anex86 HDDとなっていればOKボタンをクリック。
FD98_HD_250M.hdiの中身になります。
TH2は封魔録のインストールで書き込んだ封魔録の体験版で、それ以外のファイル/フォルダーはOSのFreeDOS(98)なので間違って移動したり消さないように。
この開いた状態でTH3/TH4/TH5フォルダーをマウスでドラッグ&ドロップします。
TH3/TH4/TH5が追加されていることを確認できたらDiskExplorerを終了します。
次はエミュレータのanex86.exeを起動し、HDD1の四角で囲った部分をクリックしてFD98_HD_250M.hdiを開きます。
FD98_HD_250M.hdiを開いてStartボタンをクリックすると、FreeDOS(98)が立ち上がります。
Windowsの作業はここまでになります。
エミュレータでのインストール
ここからはエミュレータでの作業になります。
この画面は少し待つと自動で次の画面へ移りますが、キーボードのEnterを押すとスキップできます。
この画面も少し時間が経つと自動で次へ移りますが、ここも何もせずに286(XMS 2.0 driver)を選んだ状態でEnterを押します。
ちなみに、製品版をプレイするなら386(EMM386 EMS+UMB)+ IDE CD-ROMを選んでください(幻想郷のフリーズを回避するため)。
ここからコマンド入力で操作していきます。
先ずキーボードでDIRと入力してEnterを押すと、今いる場所のファイル/フォルダーが一覧表示されます。
FD98_HD_250M.hdiへ追加したTH3/TH4/TH5フォルダーを確認できればOKです。
夢時空から解凍していくのでTH3フォルダーに移動します。
コマンドはCD TH3と入力してEnterを押します。
そしてDIRと入力してEnterを押し、TH3フォルダーにYUME_TS2(夢時空の体験版)のファイルがあることを確認します。
確認ができたらYUME_TS2と入力してEnterを押すと、「このディレクトリーに解凍してよろしいですか? [Y/N]」と表示されるので、キーボードのYを押します。
解凍された夢時空のファイルです。
このままゲームを起動することもできますが、まだ幻想郷と怪綺談もあるので、そちらも解凍していきます。
コマンドでCD ..¥TH4と入力してEnterを押します。
これは今いるTH3フォルダーから出て、隣のTH4フォルダーに入るという感じになります。
A:¥TH4が確認できればTH4フォルダーに移動したことになります。
TH4フォルダーでもDIRでGEN_TS1(幻想郷の体験版)があることを確認し、GEN_TS1と入力してEnterを押します。
キーボードのYを押して解凍します。
幻想郷の解凍が終わったら、今度はTH5フォルダーへ移動して怪綺談を解凍します。
コマンドはCD ..¥TH5になります。
怪綺談も同じようにDIRでファイルを確認してKAI_TS1を実行します。
キーボードのYを押して解凍します。
これで体験版のインストールは終わりです。
一度ルートディレクトリに戻りたいので、キーボードでCD ¥と入力してEnterを押します。
A:¥>となればルートディレクトリに戻ったことになります。
イメージ的には最初のトップ画面に戻るという感じになります。
ゲーム起動
各タイトルのゲーム起動です。
以下のコマンドは、ルートディレクトリ(上記で説明したA:¥>の状態)から実行します。
【夢時空の起動】
キーボードでCD TH3と入力してEnter
↓
GAMEと入力してEnterで起動
【幻想郷の起動】
キーボードでCD TH4と入力してEnter
↓
GAMEと入力してEnterで起動
【怪綺談の起動】
キーボードでCD TH5と入力してEnter
↓
GAMEと入力してEnterで起動
ゲーム終了
ゲーム終了はタイトル画面でQUITを選ぶとDOS画面に戻り、Anex86の右上の×ボタンをクリックするだけです。
幻想郷/怪綺談の音源設定
新規インストールした幻想郷と怪綺談は、起動すると最初に音源設定があります。
使用する音源はステレオFM音源を選んでEnterを押します。
効果音もFM音源を選んでEnterを押してください。
Beep音源はPC-9800に搭載されている最低限の音源ですが、コレで再現された効果音もちょっと面白いので、気が向いたら聞いてみてください。
設定画面にも書いてありますが、Optionからでも変更することができます。
操作やシステムなど
操作やシステムについては添付のテキストファイルを見てください。