コマンド操作の説明




最低限のコマンド操作の説明を載せています。


CDコマンド

CDはディレクトリの移動。
Windowsで例えると、デスクトップ画面やハーディスクドライブにあるフォルダーを開くような感じのコマンドです。
ちなみに当ホームページでは、分かりやすくディレクトリのことをフォルダーとして説明しています。
フォルダーはWindowsやMACなどのマウスで操作するOSで呼び、ディレクトリはMS-DOS/UNIX/Linuxなどのコマンド操作するOSで呼ばれます。


コマンド:CD TEST1

今いるルートディレクトリからTEST1フォルダーへ移動したい場合は、キーボードでCD TEST1と入力してEnterで実行。


コマンド:CD TEST1¥AAA

ルートディレクトリからTEST1の中にあるAAAフォルダーへ移動した例。


コマンド:CD ..

一つ戻った例。
AAAフォルダーにいた場合は一つ戻ってTEST1フォルダーへ。
Windowsで例えると、今いるフォルダーから戻る・出ると言った感じです。


コマンド:CD ..¥..

二つ戻った例。


コマンド:CD ..¥..¥..

三つ戻った例。


コマンド:CD ..¥TEST2

上記の「戻る」と「移動」の組み合わせです。
TEST1フォルダーから一度出て、隣にあるTEST2フォルダーへ移動するという感じです。


コマンド:CD ¥

ルートディレクトリへ戻る。
このコマンドは、そのドライブの最上層であるルートディレクトリへ一発で戻れます。


DIRコマンド

DIRはファイル/フォルダーの表示。
WindowsやMACはフォルダーを開くと、そこにどんなファイルがあるのか画像表示で分かります。
MS-DOSのような文字表示のOSは、そこに何があるか分からないのでコマンドで確認します。


コマンド:DIR

ファイル/フォルダーを上から下へと一覧表示してくれます。
ただし、数が多すぎると全てを表示できないので、その場合は以下のようにオプションを付けて実行してみてください。


コマンド:DIR /P

/Pを付けると1画面ずつ表示してくれます。


コマンド:DIR /W

/Wは横に表示してくれます。


ルートディレクトリとカレントディレクトリ

【ルートディレクトリ】



ルートディレクトリとは、補助記憶装置(ハーディスクやUSBメモリなど)を開いた最初の所(最上層)のことになります。

【カレントディレクトリ】



カレントディレクトリとは、今いるディレクトリもしくは、そこで作業をしているディレクトリのことを言います。


大文字・小文字

 

コマンド入力は大文字で説明していますが、小文字でも認識されます。
エミュレータで大文字入力に切り替えたい場合は、キーボードのShiftを押しながらCapsLockを押してください。
小文字入力に戻したい場合は、また二つの同じキーを押すだけです。


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